[osamushi 8394] Re: BJ 次回予告+72話感想
Date: Sun, 1 Oct 2000 14:59:46 +0900

薮内です。

> 第72話 「イレズミの男」 チャンコミ6巻、全集160巻、文庫・愛蔵版8巻収録

この話はBJの神業の説明だけですね。
オリジナルは4色カラーですから、標本になった
香取仙之助の1頁大のイレズミのところが
クライマックスですね。
このカラーページは美しいです。

手塚度0ですが
本ではカラー見開きタイトルページの前ページが
アイドルのグラビアになっていて、「三東ルシア」が
載っていて青春を思い出しました。
「お魚になった私」とホーローバスの宣伝で
入浴シーンにドキドキした物です。
最近のヘアヌードレベルからみれば、洋服を着て入浴している
みたいな程度ですが、懐かしさで満足しました。

> あと、BJとも手塚治虫とも関係ないんですけど、しかも私事なんです
> けど、さらに京都ローカルなんですけど、来週から京都新聞という新
> 聞にエッセイ風のマンガを連載します。
> 毎週月曜の夕刊なので、手に入る方は一度見てやってください。
> すいません。こんなとこで宣伝しちゃって。

10/2からですか、楽しみにしています。

 薮内 覚


[osamushi 8398] BJ  第 72 話 出演キャラリスト
Date: Mon, 2 Oct 2000 02:57:41 +0900

おがわです。

BJ 第72話 「イレズミの男」 出演キャラクターリスト(出演順)

  ブラック・ジャック・・・・・・・・・ブラック・ジャック
  ヒョータンツギ・・・・・・・・・・・法医標本室の標本、小次郎に切られる
                  もの、呆然とする洋一
  味島・・・・・・・・・・・・・・・・・・・香取洋一
  ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・香取仙之助
  ハム・エッグ・・・・・・・・・・・・・香取仙之助の子分
  タコ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・香取仙之助の子分
  ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・香取仙之助の妻
  佐々木小次郎・・・・・・・・・・・侍

香取洋一に「ライオンブックス」の「高野の七ひき」に出てきた味島。
第52話「人面瘡」に続いての登場です。
仙之助は、ほくろはアンペアに似てるけど顔は違いますね。
妻の方はヘル夫人あたりが怪しいところ。

仙之助の刺青、おなかにはないように思うんだけど・・・ 

おがわさとし


[osamushi 8402] BJ第72話 感想
Date: Mon, 2 Oct 2000 16:12:23 +0900 (JST)

 虫媒花です。

 おがわさん、新聞連載おめでとうございまーす!
 私も見たいけど、京都新聞社に郵送してもらうしか手はないんでしょうか?

 で。
 「イレズミの男」について:

 今回はBJの「秘技・跡(あと)なし切り」(笑)が見られます。
 それ何? という人は、すぐに読んでくださいね。

(おがわさんの予告より) ↓
> 第72話 「イレズミの男」 
チャンコミ6巻、全集160巻、文庫・愛蔵版8巻収録  

ですよー!

 冒頭、法医標本室のシーンは、キモ悪いホラームード満点。
「虎は死んで皮を残す」じゃないが、自分の体一面に彫られた入れ墨に
誇りを持ち、死後に皮を残して大学に寄贈(?)した、老ヤクザ
香取仙之助。
 この絵柄は唐獅子牡丹・・・ではなく、何なのでしょう、
「勧進帳」? (教養なくてすみません)

 俺はヤクザじゃないとか言いながら、仙之助の息子の洋一は、
顔の半分をサングラスで隠し、派手なペンシル・ストライプのスーツを
着て登場。
 なんですか、この格好。これで長いマフラー巻いてたら、まるで生前の
梶原一騎先生だわよっ。(*^o^*)

 香取家は、飼い猫まで入れ墨をしています。
猫の毛は剃髪(?)してあるのか、考えると不気味です。それとも、
この猫ちゃんは全身タイツなのかしら?
 遺言まで入れ墨にしちゃうくらいで、仙之助は、よほど入れ墨が好き
だったんでしょうね。

 さて。おがわさんも書かれているように、仙之助のおなかを描いたコマ
には、入れ墨はないようです。このコマはたぶんカラーではないと思うん
ですが、ひょっとすると色が塗ってあったりして?
(色がついていれば入れ墨ということでしょうが)

 連載時に、「死後に体の皮を切り取るために体を切り開くのなら、
手術のメスあとがついても、そのメスあとに沿って切り開いてしまえば、
標本にはあとが残らないよなあ」と考えたことを思い出しました。
 ほんとうは、腎臓癌の手術って、どこを切開するものなのでしょうか?

 夫人(極ツマ)のタンカが、世にもカッコ良いです。

     虫媒花


[osamushi 8443] BJ第72話感想
Date: Mon, 09 Oct 2000 00:22:05 +0900

 みなさんこんばんは。金沢みやおです。市民祭りに出店がたくさん軒を並べ
 ているのを見物してきました。オムレツ焼きソバ(500円)を食べ、割れない
 プラスチックのビンに入ったラムネ(200円)を飲みました。アテモノ屋は、
 マンガ「遊戯王」のトレカを並べた店ばかり。スマートボールの盤面の絵に
 手塚キャラは…、おっと見当たりません。ディズニー、遊戯王、セーラーム
 ーン、サザエさんはあったのに…。アトム頑張れ!。

 「イレズミの男」

 読者をびっくらさせ感心させるタイプの作品ですね。
 ・人間のイレズミのなめし皮
 ・ヤクザ映画
 ・傷跡の残らないメスの技
 の三題ばなしです。
 特に、全身イレズミなめし皮のアイデアと1ページ全部を使ったビジュアル
 を思いついた時点で手塚先生勝ったも同然!。この発想には恐れ入りました。
 まんまとびっくら感心させられました。

 人間のなめし皮だなんて、ヘタするとすぷらったなホラーになる所を、イレ
 ズミを芸術作品として扱うことで、うまいこと下品になるのを避けました。
 手持ちの文庫では、モノクロで収録なのですが、初出では全ページカラー
 だったんでしょうか。これはカラーで見たかったです。
 あ、[8394]で薮内さんが4色カラーだと書かれていました。

 [8402] 虫媒花 さんのおっしゃるように、私もこれはどうも「勧進帳」のよ
 うに思います。六尺棒を持ち、つづらを背負っているのは弁慶、もう一人は
 安宅関の富樫なんでしよう(たぶん…)。

 [8389] 佐藤和美 さん
>「イレズミの男」もそうですね。
>(石森章太郎の「009・ヨミ編」のラストで有名な作品)
 これは知りませんでした。
 私は、レイ・ブラッドベリのSFに「刺青の男」(1951)というのがあったなあ
 と思っていました(1969に映画にもなっているらしい)。

> [8398] おがわさとしさん
>  ヒョータンツギ・・・・・・・・・・・法医標本室の標本、小次郎に切ら
>                  れるもの、呆然とする洋一
 「小次郎に切られるもの」のヒョータンツギに混じって、どさくさまぎれに、
 ブクツギキュ(でしたっけ)もこっそり出ていますよ。

 ところで、BJが姐さんに手術が不可能である説明をするコマで(「腎臓と
 いうのはここですよ …… 」のコマ)腸の中の小さな丸い点に矢印が付け
 てありますが、文庫では矢印の元の説明の文字らしきものが消されていて
 読めません。なんと書いてあったのですか?>皆さん。
 どうやら、いまひとつのギャグを闇に葬ったらしく見えますが…?。


[osamushi 8444] Re: BJ第72話感想
Date: Mon, 9 Oct 2000 00:30:55 +0900

ngt と申します。

At 00:22 AM +0900 00.10.9, 金沢みやお wrote:
>  ところで、BJが姐さんに手術が不可能である説明をするコマで(「腎臓と
>  いうのはここですよ …… 」のコマ)腸の中の小さな丸い点に矢印が付け
>  てありますが、文庫では矢印の元の説明の文字らしきものが消されていて
>  読めません。なんと書いてあったのですか?>皆さん。
>  どうやら、いまひとつのギャグを闇に葬ったらしく見えますが…?。

残念ながらギャグではなく、ふつーに
「盲腸」
とかかれているだけです。

あと、「肝臓」「腎臓」という字も消されています。
チャンコミや全集では消されていません。
なぜ消されたのでしょうね???


[osamushi 8449] RE: BJ第72話感想
Date: Mon, 9 Oct 2000 18:44:29 +0900

佐藤@流山です。

金沢さん
> 「イレズミの男」
> [8389] 佐藤和美 さん
>>「イレズミの男」もそうですね。
>>(石森章太郎の「009・ヨミ編」のラストで有名な作品)
> これは知りませんでした。
> 私は、レイ・ブラッドベリのSFに「刺青の男」(1951)というのがあったなあ
> と思っていました(1969に映画にもなっているらしい)。

私の書き方が悪かったようで。(^^);
私の書き方じゃわかる人しかわからないですね。

レイ・ブラッドベリの「イレズミの男」は「009・ヨミ編」のラストで有名だ
という意味で書きました。でもこの書き方じゃわかる人しかわからないですね。
今本屋に行っても「イレズミの男」置いてないし。

私が「刺青の男」を読んだのは映画化された頃です。
30年ほど昔のことになりますか。
あらすじは……(詳しく覚えてないけど)
ある男が刺青の男と出会う。
焚火にあたっていると、その男の刺青がうごめきだし、いろいろな物語を語りだ
すのだった。

いくつかエピソードがあり、そのうちの一つ。
地球の大気圏外でロケット事故が起こる。
ロケットから逃げ出した人々は地球の引力に引かれ流れ星となって落ちていく。
それを地上で見ていたきょうだい(姉弟?)が地球の平和を祈る。

というような内容でした。
これを「009・ヨミ編」のラストと比べてみればどうなるか。
「009・ヨミ編」のラストが、「刺青の男」をマネしたというのは結構有名な
話でしょう。
でも私の書き方じゃわかるわけないですね。


[osamushi 8462] Re: BJ第72話感想
Date: Tue, 10 Oct 2000 13:16:59 +0900 (JST)

金沢んとngtさんとみなさんへ。

>>  いうのはここですよ …… 」のコマ)腸の中の小さな丸い点に矢印が付け
>>  てありますが、文庫では矢印の元の説明の文字らしきものが消されていて

>残念ながらギャグではなく、ふつーに
>「盲腸」
>とかかれているだけです。
>なぜ消されたのでしょうね???

実際に絵を見てみないと何とも言えないけど、"小さな点"なら、正確には"虫様突起"
(ですよね。昔は虫垂って言ってましたっけ)だからでしょう。世間ではこれを"盲腸"っ
て言ってるけど、盲腸はもっと大きい別の器官です。
ほかのまんが家ならいざ知らず、手塚さんとしては、医学に関してはいつも新しくて
正確な情報を書かないといけないって思って直されたのでは?
ほかの器官は巻添えかなぁ。

石原亘


[osamushi 8698] BJ 第72話 感想
Date: Sun, 19 Nov 2000 20:56:43 +0900

宮川です。 BJ 第72話 「イレズミの男」 感想

ヤクザのイレズミに傷をつけずに手術した話し。
そのヤクザの死後、息子がイレズミに傷がないかBJの立ち会いのもと
確認する。
ラストのイレズミのBJ宛メッセージは、ちょと書き込みすぎかな?

<補足>

・チャンピオンコミックスの昭和版・平成版、変更なし。

・週間チャンピオン連載時の刷り色、ページ割り。
 扉表紙、P4.5(カラー).本文−P6.7.8.(カラー)
 本文−P11〜P26(2色)。
 ページ数、P21。 発行日、75.5.12.

Takehisa Miyagawa


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