おがわです。
手塚治虫劇場は録画だけしたので、明日にも見ようと思っています。
BJ 第38話 「ピノコ還る！」 出演キャラクターリスト（出演順）
ピノコ・・・・・・・・・・・・・・・・ピノコ
天下太平・・・・・・・・・・・・・八百屋の店員
一貫三百・・・・・・・・・・・・・源さん
ブラック・ジャック・・・・・・・ブラック・ジャック
ナイロン・・・・・・・・・・・・・・世界医師会連盟の代理人
ドオベルマン・・・・・・・・・・世界医師会連盟委員？
氷沼・・・・・・・・・・・・・・・・・世界医師会連盟委員？
良弁僧正・・・・・・・・・・・・・世界医師会連盟委員？
ミッツン・・・・・・・・・・・・・・町のおばさん
中村捜査課長・・・・・・・・・おまわりさん
メルモ（茶髪）・・・・・・・・・・ピノコに似た女の子
？・・・・・・・・・・・・・・・・・・・世界医師会連盟委員？
八百屋の店員で「人間ども集まれ！」の天下太平。
源さんは「ヌーディアン列島」の一貫だと思うのですが（全集版「すっぽん
物語」の表紙にも出ています）、「手塚治虫キャラクター図鑑」は「タダノ
ブ」としています。「タダノブ」という全集未収録作品に出ているらしいんで
すけど、これは読んだことがないです。
世界医師会連盟の委員は「三人」と書いてあるんですが、四人出てきま
すね。一人はにせものらしいので、全員「？」をつけておきました。
最後に出てくる髭の人は分かりませんが、残りの三人の委員（？）は、
もじゃもじゃ髭が「ドオベルマン」という名作短編に出てきたドオベルマ
ン、黒服の人相が悪い人が「大暴走」という中編の登場人物で氷沼、
小柄な老人は「火の鳥・鳳凰編」の良弁僧正です。
おがわさとし
今晩は。田島虫媒花です。
> おがわです。
> 手塚治虫劇場は録画だけしたので、明日にも見ようと思っています。
おがわさん、もう録画はご覧になりましたか。
話題は飛びますが、竹宮助教授の授業はいかがですか？
予告とキャラリストが健在で、良かった良かった。ほんとにもう
助かってます。というより、予告が出ないとたぶん私は全然感想が
書けません。次のお題がわかってても、あれ、いつからだっけ、で
・・・他力本願・・・今後ともよろしくお導きください。ＳＦマガ
ジンも買いますです。
「ピノコ還る」について；
奇跡のメスも、意志薄弱性格は治せなかった・・・
これはズバリ落語の世界ですね。
与太郎役のピノコが、泥棒の片棒をかつがされる。でも、この泥
棒にしたって、自宅の住所を教えてしまうような小者。
落語の世界の味を、ＢＪまでが、靴の裏を見せて引っ繰り返った
り、巨大な卵焼きを食べたりで、強調して見せてくれます。笑って
ください。
しかし、さて、ピノコはどうなってしまうのか？ このまま源さ
んにだまされ続けてると、お巡りさんにつかまってしまうぞ・・・
そういう話に、「ＢＪが医師免許をもらえるかもしれない」とい
う、もうひとつの話をからませたところが、話作りの技、です。
読み終わった読者は、「ＢＪにとっては、ピノコの安否のほうが
医師免許よりも大切なんだ。そうだろうそうだろう」と感じて安心
する。さすがー、ですねー。
田島加代子（虫媒花）Chuubaika
みなさん今晩は。金沢みやおです。
先週末に職場の席替えがあり課員全員半日力仕事。おかげでこの休みは
筋肉痛です。席替え。なんか懐かしいひびきです。フィンガーファイブ
の歌を思い出しますがまた話が古い。
「ピノコ還る」
今回は，肩のこらないのんきなお話。
虫媒花さんの言われる通り，これは落語ですな。
まぬけなドロボウの源さんは，ムーミン谷出身のような顔をしてるし。
ムーミン谷住人は，あんまりドロボウとして大成しそうにないしなぁ。
おこづかいを欲しがるピノコに，いくら欲しい？と聞くＢＪ。
「百万円くらい どうかちら」とビノコに言われて大コケ。
どうかちら，と言う時のピノコの妙に色っぽい目つきが笑えます。
来日中の世界医師会連盟委員から，開業免許を出す審査をしようとの
申し出があり，それを受けるＢＪ。鼻歌うたったりして結構うれしそう。
これはちょっと意外。規定の料金しか請求できないようなライセンスなど
無用のもの，といつも言ってるくせに，本当のところはＢＪも免許が欲し
かったのかな〜？。一匹狼の彼も世間に公式に認められる事は嬉しいらし
い。
宮川です。 ＢＪ 第３８話 「ピノコ還る！」 感想。
ピノコ登場作品の一つのフレーズ。
ピノコが何か行動・行為をなすストーリーには、ＢＪの複線があります。
３８話「ピノコ還る」では、ピノコが源さんとの関わりによって、ＢＪは
世界医師会連盟から医師免許証を出してもよいという話しを
オジャンにする。
しかし、ピノコが起こすエピソードにＢＪは、いっも寛容ですね。
ここでのキャラの面白さというものを上げると、源さんでしょう。
ちょと微笑ましい、いわばろくでなしです。
このキャラスタイルは、現在はあまり漫画・小説・テレビドラマに
描かれていないように思いますが、高度成長時代とかには良く
あったような気がします。
＜補足＞
・チャンピオンコミックス昭和版・平成版、変更なし。
・週間チャンピオン連載時の刷り色、ページ割り。
扉表紙、Ｐ１０１．本文−Ｐ１０２〜１２２．藍一色．ページ数、Ｐ２２。
発行日、７４．９．２．
Takehisa Miyagawa