=== Osamushi Mail Magazine ================================================
         1999/09/30 (通巻16号/1364部発行)
========================================================================
Osamushi Mail Magazineは、手塚治虫氏の出版・イベント情報など
ホットな話題をお届けする無料メールマガジンです。
========================================================================

[特集]
◇日活映画「ガラスの脳」

[手塚治虫ショートショート]
◇第2回:お茶の水博士の家系

[ネットの歩き方]
◇第10回:A.I.さんのWeb「極武倫城」紹介 

[手塚治虫最新ニュース]
1:出版
 2:イベント情報
3:TV

[今日は何の日?]
◇9月30日の手塚関連の出来事

[今週のひとこと]

------------------------------------------------------------------------
[特集]
◇日活映画「ガラスの脳」
------------------------------------------------------------------------
映画は来春公開予定ですが、10月4日(予定)に集英社から
"ジャンプ・コミックス 手塚治虫ザベスト6巻"が発売され「ガラスの脳」も
収録されます。まだ読んでいない方は是非お勧めします!

◎映画「ガラスの脳」関連リンク集

原作を読んでる人も読んでない人も、とりあえず映画の世界を覗いて
みましょうよ!

☆制作

○日活「ガラスの脳」オフィシャルページ
映画の最新情報をGET!グッズ情報もあり(^^)
http://www.nikkatsu.com/movie/mov_gar0.htm

○毎日放送
http://mbs.co.jp/event/glass/

☆エトセトラ

○ガラスの脳(あらすじ)
http://www.din.or.jp/~rinako/eiga.html

○a Nakata Hideo Film(「ガラスの脳」制作エピソード)
http://www04.u-page.so-net.ne.jp/zc4/pee/garasuno.htm

○GARASU NO NOU(制作発表新聞記事リスト)
http://www.netlaputa.ne.jp/~mtcow/movie/0325.htm

○Brain made out of Glass
TIME TABLE(映画公開までのスケジュール)
http://www05.u-page.so-net.ne.jp/qb3/komari-o/grass.html

☆スタッフのページ

○中田秀夫監督のOfficial Page
http://www.mars.dti.ne.jp/~yukiko/

○石井聖子(主題歌)
主題歌は12月発売予定
http://www.fujipacific.co.jp/artists/ishii/index.html

☆出演者のページ

○後藤理沙応援頁「りぼん☆さらだ」(後藤理沙オフィシャルページ)
http://www.iulnet.ne.jp/~risa/

○Heart beat(小原裕貴ファンのページ)
http://www.enjoy.ne.jp/~harapi/index.htm

○Office Taka(榎木孝明オフィシャルページ)
http://www02.u-page.so-net.ne.jp/wb3/taka_inc/index.html

○河合美智子URL集
http://www.nsknet.or.jp/~kmg/aurora.htm

------------------------------------------------------------------------
[手塚治虫ショート・ショート]
◇第2回:お茶の水博士の家系
------------------------------------------------------------------------
◎お茶の水博士の家系

 お茶の水博士は猿田一族である。以下でそれを検証してみよう。

 虫プロ商事版「火の鳥・黎明編」に次の記述がある。
「この物語の中では 猿田彦は ただの防人ではあるが お茶の水博士の先祖と
いうことになっている」
(ただし、この部分は後の朝日ソノラマ版等では次のように変更されている。
「この物語の中では 猿田彦は ただの防人ではあるが かれの子孫は、物語全
体を通じて、いずれも重要な役割をもつようになるのである。」)

 これでお茶の水博士の先祖が猿田彦だということがわかった。では子孫はどう
だろうか。
 「鉄腕アトム・テストパイロット」にお茶の水博士の子孫が顔をだしている。
その顔と「火の鳥・復活編」のラストの猿田博士の顔を比べてみるがいい。その
顔は猿田博士そのものである。
 お茶の水博士の子孫もまた「猿田」なのであった。つまり、お茶の水博士は猿
田一族なのである。

 もし「火の鳥・アトム編」が描かれていたら、猿田一族であるお茶の水博士が
主役になっていたのではないだろうか。

[担当:佐藤和美]

------------------------------------------------------------------------
[ネットの歩き方]
◇このコーナーは、毎月手塚関連Webを運営されている方に登場してもらい
ご本人からWebを紹介してもらうというコーナーです
------------------------------------------------------------------------
第10回:A.I.さんのWeb「極武倫城」紹介

★サイト名:「極武倫城」
URL:http://www.aurens.or.jp/hp/HNA/
mailto:HNA@aurens.or.jp

●ファンの交流を中心にしたページ。絵本やハーブに関するページもあり
素敵なBGMでネットサーフィンで疲れた体を癒してくれるかも!?

●A.I.さんのコメント

皆様、はじめまして…。『極武倫城』を運営しておりますうちの一人、
ゴブリン伯こと、A.I.ともうします。

サイト名等、「たいそう度胸のある奴が運営しているんだな」と思し召す方も
多いと思われますが、小生、根は臆病でありますので(?_?)投石はお控え
くださいませ…。(ちなみに投書、密書等は承っております…)

このサイトは今年の7月に、親切な方々のご協力をいただいてやっと立ち上がっ
たばかりです。
加えて名称からおわかりになるとおり、御覧になる方に「諧謔(ユーモア?)
と仁恕の心」を少々必要とするという、誠に大逸れた内容となっております…。
お心の準備の程を(?)宜しくお願い申し上げます。

おまけに運営者、まだまだ手塚ファンビギナーですので、
手塚氏関係のコーナーは「手塚教礼拝堂」のみというお粗末なモノです。
これから徐々に内容を充実していきたい…と目論んでおります。

コーナー内に現在(9/13)あるのは、手塚作品との出会いを述べる「証」、
手塚的な日常を綴る「手塚教日誌」くらいです(T_T)
「手塚教掲示板」なるものも設置しておりますので、悪戯なぞしていって
くだされば歓喜の極みであります!

別コーナーにある『入城帳(掲示板)』にも書き殴って戴ければ、レス確実、
日頃の鬱憤晴れること間違いなしです!(溜まる一方と言う声も…)

一応更新は月曜となっております。(この頃不定期気味ですが…)
どうぞ「寛仁の心」でご覧下さいませ…。≦(._.)≧

------------------------------------------------------------------------
[手塚治虫最新ニュース]
------------------------------------------------------------------------
1:出版

○10/01 河出書房新社 手塚治虫絵コンテ大全 2巻「W3」
○10/01 河出書房新社 手塚治虫絵コンテ大全 4巻「マリン・エクスプレス」
○10/04 集英社 ジャンプ・コミックス 手塚治虫ザベスト6巻「ガラスの脳」
○10/07 秋田書店 サンデー・コミックス「鉄腕アトム」 10〜11巻
○10/12 講談社 講談社漫画文庫 「リボンの騎士」 1〜2巻
○10/18 小学館 小学館文庫 「旋風Z」
○10/26 小学館 ビッグコミックスワイド「陽だまりの樹」3巻

○秋田書店の漫画雑誌「ミステリーボニータDX」(隔月刊)
"リリカ"に連載された「ユニコ」が再連載中。
http://www.akitashoten.co.jp/

 ○集英社 漫画雑誌「オールマン」に手塚治虫研究連載中
「よみがえる巨星・手塚治虫 THE KING O.T」構成・文:池田啓晶氏
毎月第1・3水曜日発売。

 ○ふゆーじょんぷろだくとから『虫の標本箱3』発売予定(予約限定本)
原本復刻した限定本、ロックの魅了が満載!
・ロック冒険記1〜3巻(鈴木出版)
・消えた秘密境(鶴書房)
・化石島(東光堂)
・少年探偵ロック・ホーム(ニューブック社)
完成予定日:1999年11月3日 定価35000円(送料500円)

2:イベント情報

○宝塚市立手塚治虫記念館
「アンパンマン展―やなせたかし・手塚治虫二人展―」
1999年12月8日(水)まで開催中。
   展示は二部構成
第一部:年表などで2人のかかわりや経歴を紹介。
「千夜一夜物語」と「やさしいライオン」の上映。
第二部:アンパンマンのカラー原画約25点、アイデアスケッチの展示
「それいけ!アンパンマン」の第一話を上映。
なお、会場には、アンパンマンのぬいぐるみなども置き、子どもが
自由に遊べる場を設けている。

3:TV

○9月のWOWOW手塚治虫劇場
 
手塚プロ制作「三つ目が通る」(月〜木AM7:00〜、PM6:30〜(再))
2話「ラーメン戦争・怒りの一撃」〜17話「受験戦争と平和?」
10/04〜10/28放送予定。

  <放送スケジュール> 
 http://www3.mediagalaxy.co.jp/wowow/schedule/index.html

------------------------------------------------------------------------
[今日は何の日?]
◇9月30日の手塚関連の出来事
------------------------------------------------------------------------
「初出(漫画)」
◎「BJ"赤ちゃんのバラード"」:週刊少年チャンピオン(1974年)
◎「紙の砦」:少年キング(1974年)

「初出(エッセイ等)」
◎「キノコの不思議」:光文社(1986年)
◎「児童漫画の梁山泊」:トキワ荘青春日記[光文社]:(1981年)
◎「原作者の立場から」:'83-84日本ライセンシング年鑑(1983年)

「アニメーション」
◎海のトリトン"最終回":朝日放送系(1972年)
◎悟空の大冒険"最終回":フジテレビ(1967年)

「再録単行本」
◎別冊少年ブック「0マン1」:集英社(1966年)
◎サンコミックス「ノーマン3」:朝日ソノラマ(1974年)
◎サンコミックス「鉄腕アトム別巻」:朝日ソノラマ(1976年)
◎虫の標本箱「拳銃天使」:青林堂(1976年)
◎虫の標本箱「奇跡の森のものがたり」:青林堂(1976年)
◎虫の標本箱「有尾人」:青林堂(1976年)
◎虫の標本箱「ふしぎ旅行記」:青林堂(1976年)
◎虫の標本箱「吸血魔団」:青林堂(1976年)
◎風の進がんばる:手塚FC京都(1981年)
◎火の鳥‐復活・羽衣編:角川書店(1986年)

★ピックアップ
「紙の砦」
手塚先生の作品を語るときに欠かせないキーワードに「反戦」があります。
先生自身が戦争体験者であり、それに対する反発は初期SF三部作
(来るべき世界)から生涯を通じて(アドルフに告ぐなど)訴えてきており、
我々が手塚作品を理解していると思っている以上、後世に伝えなければいけない
最も大事なことであると感じます。
今も世界中で繰り返されている争いの数々…。私たちができることって本当に
小さいことかもしれない、でもそれを重ねることで手塚先生の考えていることに
少しでも近づけるなら、ってふと考えてしまいます。
折りしも色々なことを振り返って考えることのできる"秋"、という季節ですし
「戦争って、反戦って」と考えてみるのもいいかもしれませんよ。

[担当:あきひこ]

------------------------------------------------------------------------
[今週のひとこと]
------------------------------------------------------------------------
携帯をiモードに変えました!これからいろいろいじってみるつもり(^^)

[こ]
次号は、10月11日の発行予定です。

●手塚治虫メーリングリスト参加者募集●
双方向型メーリングリストへのご参加もお待ちしております。
http://www.osamushi.com/aboutml.html
====================================
■発行元:手塚治虫メーリングリスト
発行責任者/編集人:こにしあきら(konishi@osamushi.com)
Web製作:山本陽平(yohei@osamushi.com)
連載:鈴木昭彦(aki@phoenix.to)
佐藤和美(hi5k-stu@asahi-net.or.jp)
ホームページ:http://www.osamushi.com/
●ご意見・ご感想・ご質問・ご投稿:mailmagazine@osamushi.com
◎当メールに掲載されたすべての記事を許可なく、転載することを禁じます。
Copy right (C)1999 Tezuka Osamu ML
====================================
このメールマガジンは、手塚治虫メーリングリスト内での配布と
インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
ニフティ『Macky!』          http://macky.nifty.ne.jp/
『Click Income』  http://www.clickincome.net/
『Pubzine』 http://www.pubzine.com/
を利用して発行しています。
------------------------------------------------------------------------