=== Osamushi Mail Magazine =============================================
         1999/11/14 (通巻19号/1436部発行)
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Osamushi Mail Magazineは、手塚治虫氏の出版・イベント情報など
ホットな話題をお届けする無料メールマガジンです。
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[トピックス]
◇最近の手塚関連の話題

[ザ・見出し!]
◇10月の雑誌・新聞記事

[手塚治虫ショートショート]
◇第5回:「地球を呑む」の関の五本松

[手塚治虫最新ニュース]
1:出版
2:グッズ
 3:イベント情報
4:放送

[今日は何の日?]
◇11月14日の手塚関連の出来事

[今週のひとこと]

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[トピックス]
◇最近の手塚関連の話題
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◎手塚プロとアールビバンが業務提携

契約期間は2010年3月末まで、手塚プロは、漫画著作物を提供し、アールビバン
が版画複製販売、ジグソーパズルやフィギュアなどアートグッズの
独占美術販売を行う。まずは、「鉄腕アトム」から販売の予定。

同社の販売方法は、グッズ販売専門店の展開を図り、将来的には百店舗まで
拡大させる方針。インターネット販売も検討。

アールビバンの株を買うか?版画を買うか?ファンの皆様ならどうします(笑)

日本証券新聞11月01日記事より

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[ザ・見出し!]
気になる新聞、雑誌から手塚関連の掲載記事を1ヶ月分まとめて紹介します。
見出しで1ヶ月の動向を探ってみましょう。
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◎1999年10月の主な「手塚治虫」関連「雑誌・新聞」記事

☆雑誌

・1999年10月09日 週刊現代 41号 P139
[ビジネスマンのための週間メディアガイド 9/27〜10/3]
夜更かしビデオ館―懐かしの手塚原作TV作品復刻版
著者:宇田川清一

☆新聞記事

・1999年10月04日 朝日新聞/夕刊
[ラジオ交差点]「火の鳥」音になる 山家誠一

・1999年10月04日 読売新聞/東京/夕刊
[マンガって何だ?]第5回 評論家と作家に“不幸な関係”

・1999年10月05日 読売新聞/東京/夕刊
[週刊ラジオ新聞]文化放送で「火の鳥」ドラマに壮大な手塚治虫の世界

・1999年10月08日 朝日新聞/鳥取
[私の本棚] 原田豊さん 思い出深い手塚作品

・1999年10月09日 日本経済新聞/夕刊
[ing]年をとっても僕らのヒーロー

・1999年10月09日 北海道新聞
人気の鉄腕アトムも 年賀はがき68万枚到着 遠軽郵便局

・1999年10月13日 朝日新聞/夕刊
アトム飛ぶ 燃料木材に「夢の壁画」、小学校の宝物に 東京・清瀬

・1999年10月14日 中日新聞
五輪芸術祭にアトムも参加

・1999年10月14日 北海道新聞/夕刊
アトムやもののけ姫 芸術祭で集中上映 シドニー五輪

・1999年10月14日 日刊スポーツ
シドニー五輪組織委員会 五輪芸術祭の概要を発表 「もののけ姫」など上映

・1999年10月14日 読売新聞/兵庫/夕刊
「映画の街」宝塚再び シアター2館30年ぶり復活 市が29日オープン

・1999年10月14日 朝日新聞/徳島
日本SFの軌跡を語る 同人誌「宇宙塵」創刊者の柴野さん

・1999年10月14日 朝日新聞/夕刊
[デジタルワールド]手塚眞の「白痴」 CGでリアル感 福冨忠和

・1999年10月15日 西日本新聞/夕刊
「火の鳥」をラジオドラマ化 手塚治虫の代表作 KBCなど16局で週1回放送

・1999年10月15日 日刊建設工業新聞
神奈川県総計審、手塚ワールド、ツインシティ促進ローリング計画承認

・1999年10月19日 流通サービス新聞
大野屋、石の祭典に最新墓石や石材商品を出展

手塚プロダクションの著作権をクリアした「鉄腕アトム」のキャラクターの
石材商品を「アトム・スタチュ」と「ウラン・スタチュ」として展示した。

・1999年10月21日 中国新聞/夕刊
漫画「火の鳥」をラジオドラマ化 全25回・山口放送など

・1999年10月21日 中国新聞/夕刊
シドニー五輪芸術祭 日本代表はアニメ映画 「アトム」や「もののけ姫」
上映

・1999年10月23日 朝日新聞
ジャングル大帝CD売らないで 作曲の冨田勲さん、仮処分申し立て

・1999年10月23日 日本経済新聞
ジャングル大帝CD、「音質耐え難い」販売禁止求める――作曲者が仮処分申請。

・1999年10月23日 毎日新聞
低音質CDで名誉侵害 冨田勲さん「販売禁止を」−−東京地裁に仮処分申請

・1999年10月23日 読売新聞
自作曲収録のバンダイCD 「低水準、販売やめて」
 冨田勲さんが仮処分を 申請

・1999年10月23日 産経新聞
ジャングル大帝のCD販売しないで 冨田勲氏「昔の録音、納得できぬ」

・1999年10月23日 日刊スポーツ
富田勲氏 30年前のテープ、CDに耐えられないと販売差し止めの
仮処分申請

・1999年10月23日 中日新聞
「世界のトミタ」プライド許さん 30年以上前の録音作収録したCD

・1999年10月23日 北海道新聞/夕刊
「ジャングル大帝」音質悪くCDやめて*富田さん仮処分申請

・1999年10月23日 中国新聞
30年前の音楽 CD化「苦痛」 富田勲氏、仮処分申請

・1999年10月23日 スポーツニッポン
低水準音源のCD売るな! 作者・富田勲氏 東京地裁に申し立て

・1999年10月27日 日刊スポーツ
米コロンビア・ピクチャーズ 「鉄腕アトム」を映画化 2001年夏公開へ

・1999年10月27日 日本経済新聞/夕刊
ハリウッドで「アトム」復活へ。

・1999年10月27日 読売新聞/夕刊
「アトム」米で映画化 2001年予定 コロンビア・ピクチャーズが権利獲得

・1999年10月27日 産経新聞/夕刊
人気アニメ「鉄腕アトム」 ハリウッドへ コロンビアが映画化権取得

・1999年10月27日 中日新聞/夕刊
鉄腕アトム、21世紀に復活 実写、CG駆使 米国で映画化

・1999年10月27日 北海道新聞/夕刊
米で「アトム」復活 2001年劇場公開

・1999年10月27日 スポーツニッポン
「鉄腕アトム」21世紀にハリウッドで復活!

・1999年10月28日 中国新聞
超音速 アトム、米で映画デビュー  

・1999年10月28日 毎日新聞/阪神
宝塚市の「ピピアめふ」 あすからオープニングイベント

・1999年10月28日 毎日新聞/大阪
「鉄腕アトム」映画化 2001年夏ごろ公開−−米国コロンビア・ピクチャーズ

・1999年10月28日 佐賀新聞
鉄腕アトム米で映画化

・1999年10月29日 信濃毎日新聞/夕刊
[マンガ家の世界]第5回 石坂啓 現代家族の姿…ゆがみ見つめ

・1999年10月30日 北海道新聞/夕刊
鉄腕アトムや鉄人28号 「懐しさ」ずらり
ブリキのオモチャ展示 金森洋物館

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[手塚治虫ショート・ショート]
◇第5回:「地球を呑む」の関の五本松
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「地球を呑む」の関の五本松

 「地球を呑む」の主人公は関五本松(せきのごほんまつ)である。
この関の五本松だが、「広辞苑」には次のように書かれている。

 「出雲地方の民謡。美保関の港口の山にある五本松が、ある大名に行列の槍が
つかえたという理由で一本伐られたことを惜しんだ歌。歌詞「関の五本松一本
切りゃ四本あとは切られぬ女夫(めおと)松」。もとは作業唄という。」

 関五本松の父の戦友の名は安達原(あだちがはら)という。「安達ケ原」とい
えば能などいろいろなもので有名である。関五本松と安達原というのはセットに
なった命名なのかもしれない。
[担当:佐藤和美]

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[手塚治虫最新ニュース]
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1:出版

  ○『現代科学はアトムに追いついたか!?』(発売中!)
   メディアファクトリー 950円(税別)P267 ISBN4-88991-950-3
   人工心臓とか、公衆電話、宇宙開発、テレビ電話、人口減少など
   アトムの漫画の未来世界と現実世界の現在を比較した本です。

  ○名作マンガの知られざる続編・外伝
   『こんなマンガがあったのか!』(発売中!)
   メディアファクトリー P242 950円  ISBN4-88991-946-5
この本の中で下記の文章が読めます。
   ・アトムが不良化!そこまで描くか!の「鉄腕アトム」番外編
   ・続編を順に読むには!?複雑な関係の「リボンの騎士」3作品

○11/12 講談社 講談社漫画文庫 「リボンの騎士」

  ○11/12 講談社 講談社漫画文庫 「双子の騎士」

○11/26 小学館 ビッグコミックスワイド「陽だまりの樹」4巻

○12/03 集英社 ジャンプ・コミックス「手塚治虫ザ ベスト」8巻
    収録:フライング・ベン 2  (410円)
http://db.mediagalaxy.co.jp/comidas/

○12/10 秋田書店 サンデーコミックス 「鉄腕アトム」14〜15巻(各440円)

○12/13 講談社 講談社漫画文庫 「エンゼルの丘」

○12/13 講談社 講談社漫画文庫 「虹のプレリュード」

○12/17 小学館 小学館文庫 「ケン1探偵長」

○秋田書店の漫画雑誌「ミステリーボニータDX」(隔月刊)
"リリカ"に連載された「ユニコ」が再連載中。
http://www.akitashoten.co.jp/

 ○集英社 漫画雑誌「オールマン」に手塚治虫研究連載中
「よみがえる巨星・手塚治虫 THE KING O.T」構成・文:池田啓晶氏
毎月第1・3水曜日発売。

 ○集英社 「Vジャンプ1月号」1999年11月20日発売
   「Vジャンプ」特別企画として先日発売された
  ゲームボーイ用ソフト『手塚キャラクターズ・コラムスGB』
にゲームにちなんだ連載がはじまる予定。

  ○「ブラック・ジャック限定BOX」秋田書店より発売予定
☆内容は次の通り
    1.オリジナルビデオ「空から来た子ども」
    2.単行本未収録作品集「不死鳥」「落下物」
    3.ピノコフィギュア
    4.再現生原稿(1枚)(扉絵を当時の手塚プロの封筒入りで再現)
5.フルカラー再生原稿「海は恋のかおり」21ページ分再現
6.ブラックジャック&キリコピンズ
7.ピノコの百面相マウスパッド
8.携帯ストラップ
9.特大ポスター2枚(まただ・・・)
10.手塚傑作自選集('76特集号復刻)
     定価:15,000円(税込み)
発売予定日:2000年3月下旬(予約締め切り:2000年1月18日)
    http://www.akitashoten.co.jp/

 ○ふゆーじょんぷろだくとから『虫の標本箱3』発売予定(予約限定本)
原本復刻した限定本、ロックの魅了が満載!
・ロック冒険記1〜3巻(鈴木出版)
・消えた秘密境(鶴書房)
・化石島(東光堂)
・少年探偵ロック・ホーム(ニューブック社)
完成予定日:不明??(11/3予定だった) 定価35000円(送料500円)

2:グッズ

○11/11 東急バスから「鉄腕アトム」のバスカードが発売された。
1セット3000円(21000セット発売)
       http://www.tokyubus.co.jp/

3:イベント情報

○宝塚市立手塚治虫記念館
「アンパンマン展―やなせたかし・手塚治虫二人展―」
1999年12月8日(水)まで開催中。
   展示は二部構成
第一部:年表などで2人のかかわりや経歴を紹介。
「千夜一夜物語」と「やさしいライオン」の上映。
第二部:アンパンマンのカラー原画約25点、アイデアスケッチの展示
「それいけ!アンパンマン」の第1話を上映。
なお、会場には、アンパンマンのぬいぐるみなども置き、子どもが
自由に遊べる場を設けている。

 ○「手塚治虫の世界展」
かながわサイエンスパ−ク
   1999年11月17日(水)〜11月21日(日)まで開催予定。

   手塚治虫の原画を中心。神奈川県川崎に2007年開業予定の
   「手塚治虫ワ−ルド」の概要も紹介がされる予定。
   詳細は下記で!
   http://www.ksp.or.jp/gallery/1999/teduka/index.html

4:放送

○文化放送 連続ラジオドラマ”「手塚治虫の火の鳥〜永遠の生命」
1999年10月7日〜2000年3月30日 毎週木曜日 21時〜21時30分
劇団「昴」の役者さんによってラジオドラマ化 全25回放送
   現在のところ第1回〜3回「黎明編」第4回「ヤマト編」第5回「鳳凰編」

○11月のWOWOW手塚治虫劇場
手塚プロ制作「三つ目が通る」(月〜木AM7:00〜、PM6:30〜(再))
  <放送スケジュール> 
 http://www3.mediagalaxy.co.jp/wowow/schedule/index.html

○NTVで「リボンの騎士」再放送中
虫プロ制作「リボンの騎士」(月〜水PM17:00〜17:30)

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[今日は何の日?]
◇11月14日の手塚関連の出来事
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「初出」
◎「BJ"一ぴきだけの丘"」:週刊少年チャンピオン(1977年)
◎「ニューフェイス」:週刊文春(1985年)

★ピックアップ
「クマ」
ま、まずい、今回もネタが無い(−−;)と思ったんですが…。

手塚先生の作品で動物が大きな役割を果たしているものは数多くありますが、
「クマ」をキーワードにするとどうでしょうか?。

◎山太郎かえる(1980年:月刊少年ジャンプ)
◎BJ"クマ"(1976年:週刊少年チャンピオン)
◎よろめき動物記"クマ"(1964年:サンデー毎日)

意外と少ないんですよね、これが。
でも、熊ってリアルに描こうとするととっても面倒くさい動物ですよね。
白熊はそうでもないかもしれないけど(^^)。

[担当:あきひこ]

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[今週のひとこと]
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今日は手塚眞さんの「白痴」の映画の初日だったのに寝過ごしてしまった!!
あ〜いつのまにか、今年もあと48日!!いろいろどうしよう(^^;
[こ]
次号は、11月28日の発行予定です。

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