=== Osamushi Mail Magazine =============================================
         2000/02/09 (通巻24号/1598部発行)
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Osamushi Mail Magazineは、手塚治虫氏の出版・イベント情報など
ホットな話題をお届けする無料メールマガジンです。
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◇◆1999年手塚治虫10大関連ニュース投票大募集!!◆◇
  締め切りは2000年2月13日(日)発表は次号
  詳細は:http://www.konishi.to/info/10news1999.htm
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[ザ・見出し!]
◇01月の雑誌・新聞記事

[手塚治虫ショートショート]
◇第10回:ヒゲオヤジの別名

[手塚治虫最新ニュース]
1:出版
 2:イベント情報
3:放送

[今日は何の日?]
◇2月9日の手塚関連の出来事

[今週のひとこと]

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[ザ・見出し!]
気になる新聞、雑誌から手塚関連の掲載記事を1ヶ月分まとめて紹介します。
見出しで1ヶ月の動向を探ってみましょう。
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◎2000年01月の主な「手塚治虫」関連「雑誌・新聞」記事

☆雑誌記事

・歴史と旅 2000年2月号 p242〜254
 【大河の血脈―ファミリー・ツリー】漫画の神様・手塚治虫とその一族 
  ―現在の東京大学医学部創立に貢献した手塚家一族は、漫画の神様と
  いわれた手塚治虫の祖先であった(深瀬泰旦氏著)

・文藝春秋2000年2月号
「鉄腕アトムをつくれ!」(瀬名秀明氏著)

☆新聞記事

・2000年01月01日 北海道新聞
【新年号・第4部 新年わくわくランド】21世紀に残したい漫画
 3作品選ぶなら

 各人に聞いたベスト3。手塚作品があがっている方を紹介すると・・。
 ・久留井洋士(広島市まんが図書館館長)
  「鉄腕アトム」「鉄人28号」「巨人の星」
 ・忌野清志郎
  「子連れ狼」「忍者武芸帳」「ブラック・ジャック」

・2000年01月04日 中日新聞/夕刊
感動的なストーリー 映画「ガラスの脳」 中田監督らがPR

・2000年01月05日 朝日新聞/兵庫版
手塚治虫のアニメの世界展 宝塚の記念館

・2000年01月05日 朝日新聞/愛媛版
鉄腕アトムやレオがいっぱい 高知で手塚治虫ワールド展

・2000年01月06日 読売新聞/関西版
手塚治虫が愛したアニメの歴史と未来紹介 宝塚の記念館で企画展

・2000年01月07日 毎日新聞/大阪版
「手塚治虫が愛したアニメーションの世界」展 4月25日まで−手塚治虫記念館

・2000年01月07日 流通サービス新聞
熱気帯びる回転寿司、大手3社の終わり見えない体力戦

「第3次回転寿司ブーム」で出店ブームが巻き起こっている回転寿司業界!
 業界大手のアトムボーイ(アトム)の今後の戦略など。
 #イメージキャラクターとして「鉄腕アトム」を使用している

・2000年01月08日 日刊スポーツ
「サザエボン」のキャラクター商品販売の「大成」2回目の不渡りを出し倒産
 
サザエさんの父の波平と「鉄腕アトム」をミックスした「波平アトム」などの
キャラクター商品を作っていた会社が倒産。

・2000年01月11日 読売新聞/高知版
手塚漫画の魅力満載 香北で展示「アトム」から晩年作まで

・2000年01月12日 朝日新聞/徳島版
鉄腕アトムのセル画紹介 高知・香北町で手塚治虫ワールド展

・2000年01月12日 朝日新聞/夕刊
恋愛物挑む、ホラーの中田監督 手塚治虫「ガラスの脳」

・2000年01月15日 産経新聞/東京版
【土曜映画館】ロードショー作品紹介「ガラスの脳」

・2000年01月27日 読売新聞/夕刊
映画「ガラスの脳」のヒロイン後藤理沙が好演 東京・新宿などで29日公開

・2000年01月27日 スポーツニッポン
【試写室】「ガラスの脳」たった5日間だけ 究極のラブストーリー

・2000年01月27日 読売新聞/兵阪神版
10万馬力で観光PR 宝塚市など、「アトム」ポスター作製

 宝塚市と同市国際観光協会は、「鉄腕アトム」を登場させた。
 「夢をさがしに、宝塚。」のキャッチコピーに、宝塚市の毫摂寺の塀を
 バックに、縫いぐるみのアトムが手を振っている図柄。

 観光ポスタ1500枚を作製。1000枚を全国のJRなどの駅に、
 400枚を同市内の観光施設などに掲示される。制作費は205万円
 あとの100枚はどうなる!?
 
・2000年01月29日 中国新聞/夕刊
シネサロン「白痴」個性あふれる配役に妙味

・2000年01月30日 スポーツニッポン
小原裕貴&後藤理沙 1万回のキスに大行列 映画「ガラスの脳」初日

・2000年01月30日 日刊スポーツ
映画「ガラスの脳」公開初日 主演のジャニーズJr.小原裕貴らが舞台挨拶

・2000年01月31日 産経新聞/東京版
【書評】「現代科学はアトムに追いついたか!?」東京生活研究所編

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[手塚治虫ショート・ショート]
◇第10回:ヒゲオヤジの別名
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ヒゲオヤジの別名

 虫プロで作成されたアニメ「鉄腕アトム」をアメリカに輸出するときに、登場
人物の名などにいろいろ変更がくわえられている。「アトム」はアメリカの俗語
で「オナラ」のことなので「アストロボーイ」に変更された。「ウラン」は「ア
ストロガール」、「お茶の水博士」は「ドクター・エレファント」、そして、
「ヒゲオヤジ」は「ミスター・パンパス」という名になった。

 ヒゲオヤジは数多くの手塚作品に登場している。手塚治虫の代表作の一つ
「ブッダ」にも登場している。ここでのヒゲオヤジの役名は「パンパス刑事」で
ある。

 「ブッダ」でのヒゲオヤジの役名の「パンパス刑事」というのは、アメリカで
の名前が逆輸入されてつけられた名前だったのである。

[担当:佐藤和美]

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[手塚治虫最新ニュース]
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1:出版

○秋田書店の漫画雑誌「ミステリーボニータDX」(隔月刊)
"リリカ"に連載された「ユニコ」が再連載中。
http://www.akitashoten.co.jp/

 ○集英社 漫画雑誌「オールマン」に手塚治虫研究連載中
「よみがえる巨星・手塚治虫 THE KING O.T」構成・文:池田啓晶氏
毎月第1・3水曜日発売。

 ○ふゆーじょんぷろだくとから『虫の標本箱3』発売予定(予約限定本)
原本復刻した限定本、ロックの魅了が満載!
・ロック冒険記1〜3巻(鈴木出版)
・消えた秘密境(鶴書房)
・化石島(東光堂)
・少年探偵ロック・ホーム(ニューブック社)
完成予定日:2000年2月中旬予定 定価35000円(送料500円)

2:イベント情報

○「KYOTO手塚治虫ワールド・スペシャルデー」
2000年2月11〜13日・19,20日の5日間

  アニメの上映、アトムの人形との握手や記念撮影などが楽しめる。

  アトムとの記念撮影は、手塚ワールドで買い物をした人に限り無料。
  各日とも午後0時半、14時半、16時半の3回。撮影の30分前に各回先着50組
  に整理券を配布予定。
  インスタントカメラで撮影した写真を記念台紙に挟んでプレゼントされる。

  アニメ上映会はシアター1200で上映する。大人500円、子供300円。
  12日「ジャングル大帝」(11時、13時半、16時)
  19日「ブラックジャック」(正午、14時半、17時)
  常設の手塚治虫アニメシアターは別料金。
  問い合わせはシアターインフォメーション:075-341-2360

○宝塚市立手塚治虫記念館
「手塚治虫が愛したアニメーションの世界展」
2000年04月25日(火)まで開催中

  実験アニメの「森の伝説」を中心に未完のアニメやアニメの製作
  「セル画〜撮影まで」、さまざまな手法のアニメーションの紹介

○アンパンマンミュージアム(高知県香北町)
   「手塚治虫の世界展」、「色彩展」
   2000年04月10日(月)まで開催中
   問い合わせ:0887-59-2300

○草月会館(東京)
  「Robot-ism 1950-2000 〜鉄腕アトムからAIBOまで〜」
   2000年2月25日(金)〜3月2日(木)まで開催予定

  鉄腕アトムに端を発した日本のロボットアニメの系譜を辿りながら、
  それらがアートとテクノロジーにどう影響を与え、メディア芸術に
  深く関わっているのかを検証した展示。
  http://www.cgarts.or.jp/jam3/

3:放送

○スカイパーフェクTV、ディレクTVで『火の鳥』5作品リピート放送中
  チャンネルNECO (Ch.216)

実写版「火の鳥」、「火の鳥2772・愛のコスモゾーン」「火の鳥・鳳凰編」
  「火の鳥・ヤマト編」「火の鳥・宇宙編」

  #「火の鳥2772・愛のコスモゾーン」はノーカットでの放送のようです!?

○文化放送 連続ラジオドラマ”「手塚治虫の火の鳥〜永遠の生命」
1999年10月7日〜2000年3月30日 毎週木曜日 21時〜21時30分
劇団「昴」の役者さんによってラジオドラマ化 全25回放送

○02月のWOWOW手塚治虫劇場

  ★手塚プロ制作「ふしぎなメルモ」(月〜木AM7:00〜、PM6:30〜(再))
    02月23日までリニュアルバージョン放送中。
    02月24日から『三つ目がとおる』放送予定。 
  <放送スケジュール> 
 http://www3.mediagalaxy.co.jp/wowow/schedule/index.html

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[今日は何の日?]
◇2月9日の手塚関連の出来事
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「初出(漫画)」
◎「BJ"死者との対話"」:週刊少年チャンピオン(1976年)

「初出(エッセイ等)」
◎「ぼくと落語」:談志ひとり会パンフレット(1988年)
◎「すすめたい本」:図書新聞(1961年)

★ピックアップ
「落語」
先生は終戦直後に落語のポスターを書いたり、弟子入りをしてみたりとを
その関わりが深いんですが、やはり手塚先生と落語というと立川談志師匠が
真っ先に頭に浮かびます。
そして談志師匠といえばこの言葉です。

"おれは百万人に嫌われたってかまわんよ、
だっておれはあの手塚先生に愛されたんだ"

P.S 昨年発売された「談志ひとり会」のCDに師匠と手塚先生の
対談が収録されています。機会があったら聞いてみてください。

[担当:あきひこ]

*参考:『立川談志ひとり会落語CD全集 第四期』竹書房 D-09

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[今週のひとこと]
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今日は、手塚治虫の命日です。ゆっくり本でも読み直したいけど
平日なので時間がない〜!
  [こ]
次号は、2000年02月25日の発行予定です。

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