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   Osamushi Mail Magazine   2001/01/15 (通巻43号/2354部発行)      
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[トピックス]
 最近の手塚治虫・関連の話題!

◎2001年も手塚漫画が続々舞台化!!
◎ロボットの世紀 - 現実はどこまで「鉄腕アトム」に近づくか

[2000年手塚治虫関連10大ニュース選出について] 

[ブラックジャックを読む]
◇第2話「海のストレンジャー」

[手塚治虫最新ニュース]
  1:出版
  2:ソフト
 3:イベント情報
  4:放送
 
[今日は何の日?]
◇01月15日の手塚関連の出来事

[今週のひとこと]

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[トピックス]
◇最近の手塚治虫・関連の話題
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◎2001年も手塚漫画が続々舞台化!!

 昨年も『火の鳥』『七色いんこ』などが舞台化されたが今年も下記の通り
 手塚漫画家の舞台化が予定されている。

・5月11日〜12日
 現代劇センター真夏座公演「人間ども集まれ」(四谷区民ホール)

・6月20日〜6月26日
 第18回創作舞踏劇場創作「火の鳥」(ル・テアトル銀座(旧セゾン劇場))

・8月8日〜15日
 2001年スターキャストミュージカル「リボンの騎士」〜少女薔薇の英雄伝記〜
 (東京芸術劇場中ホール)

◎ロボットの世紀 - 現実はどこまで「鉄腕アトム」に近づくか
  
 MSNサイト「今日のトピック」コーナーで特集中
 http://topics.msn.co.jp/home2.htm
 上記にてロボットに関するサイトへのリンクあり!

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[2000年手塚治虫関連10大ニュース選出について] 
毎年恒例の10大ニュースも今年で6回目!今回も投票に協力して下さい!
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今回は携帯サイトも巻き込んで?の投票となります。結果の発表は2月末に解説
を加えて発表予定です。

http://iboard.to/vo/vote.cgi?id=osamushi

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[ブラックジャックを読む] 
ML有志によるBJの感想コーナー。思い入れたっぷり!?のメールを転載します。
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◇第2話「海のストレンジャー」
           (チャンコミ1巻、全集367巻、文庫・愛蔵版10巻)

「ブラック・ジャック 第2話 海のストレンジャー」出演者リスト(出演順)

    ブラック・ジャック・・・ブラック・ジャック
  ヘック・ベン・・・・・・現金輸送車襲撃犯
  丸首ブーン・・・・・・・現金輸送車襲撃犯
  トリトン・・・・・・・・ブーンの弟
  下田警部・・・・・・・・刑事

ここで問題になるのは、ブーンの弟ですね。
このキャラクターはマンガ「海のトリトン」(原題「青いトリトン」)の
主人公とは明らかに違う。マンガのトリトンは黒くて長い髪です。
しかし、全集版の表紙や裏表紙を見ると、そこには短く青い髪のトリトン
が描かれていて、このキャラクターと今回の少年がかなり近いことが分
かると思います。
このトリトンのデザインは明らかに、アニメーション版「海のトリトン」を
意識したものだと思われますが、アニメ版トリトンそのものではないの
で、個人的に「折衷型トリトン」と呼んでいます。
今回の少年は、イルカネタであることから考えても、この折衷型トリトン
である可能性が高いと思います。

手塚先生はイラストなどでトリトンを描くときはこの折衷型トリトンを
描くことが多かったようです。髪の色は全集版表紙のような青以外に、
よりアニメ版に近い緑に描くこともあったと記憶しています。
おそらく人気の高かったアニメ版「海のトリトン」のファンに対する
サーヴィスだったのでしょう。
1972年に放映されたアニメ版「海のトリトン」は虫プロ作品ではなく
手塚先生は直接タッチしていません。
キャラクターデザインもアニメーターの羽根章悦氏の手によるもので
厳密には手塚キャラとはいえないのです。
にもかかわらず、アニメ版の人気が高いとなるとそのファンに対しても
気を使ってしまう、そのサーヴィス精神がいかにも手塚先生らしい、
という気がするのですが、いかがでしょう。

ちなみに、この折衷型トリトンは第31話「化身」にも、マンガ版トリトンは
第5話「人間鳥」にイカロス役で1コマ、アニメ版トリトンは第82話「ハローCQ」
にそれぞれ登場しているので、比べて見てください。

長くなってしまったのですが、他のキャラクターについても、簡単に。
丸首ブーンは「鉄腕アトム・ロボット爆弾の巻」でデビューした大物
スター。モデルはフランスの俳優リノ・バンチュラ。「海のトリトン」にも
出てました。
ヘック・ベンは「サボテンくん」でデビュー。モデルはアメリカ俳優トム・
タイラー。長髪は珍しいですね。

                         [担当:おがわさとし]
          http://www.kyoto-seika.ac.jp/newdi/manga/dialy.html

#上記は手塚治虫MLに1999年11月18日投稿されたメールを転載しています。

●手塚治虫メーリングリスト参加者募集●
 双方向型メーリングリストへのご参加もお待ちしております。
 http://www.osamushi.com/aboutml.html

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[手塚治虫最新ニュース] 
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1:出版

   ○01/10 秋田書店 秋田文庫『ブラック・ジャック300キャラクターズ
      エンサイクロペディア』

   ○01/10 秋田書店 秋田文庫『おれは猿飛だ』

   ○01/12 筑摩書房 ちくま文庫『手塚治虫マンガ文学館』
      収録作品「月世界の人間」「ハヌマンの冒険」「ミニヨン」「罪と罰」
          「オノレ・シュブラック」「つるの泉」「やまなし」

   ○01/22 講談社『ホットドックプレス』の "ボクらのヒーローロボ"
      "アニメ、映画に登場したロボット女性たち"にアトム関連記事
       掲載予定

   ○01/24 ワールドフォトプレス 『フィギュア王』
           「手塚治虫キャラクターズ特集「メトロポリス」情報と新商品情報

   ○01/29 竹書房 『21世紀に残すマンガBEST100!』
            手塚作品の代表作「BJ」「火の鳥」「鉄腕アトム」「リボンに騎士」
           「きりひと讃歌」「ロック冒険記」が選ばれた模様。

   ○01/30 ソニーマガジンズ 『ユニコ』全3巻セット

  ○集英社 漫画雑誌『オールマン』に手塚治虫研究連載中
     「よみがえる巨星・手塚治虫 THE KING O.T」構成・文:池田啓晶氏 
     毎月第1・3水曜日発売。(月一連載です。)
   http://allman.shueisha.co.jp/

2.ソフト

  ○アニメ「陽だまりの樹」DVD・ビデオ
   2001年2月まで毎月21日発売全9巻
     VHS VPVY-65184〜65192 9,800円(税別)(8〜9巻のみ7,800円)
     DVD VPBY-11074〜11082 5,800円(税別)(8〜9巻のみ4,800円)
     最終回のみテレビ放送と異なる予定。
     http://www.vap.co.jp/hidamari/

3:イベント情報

   ○宝塚市立手塚治虫記念館
     「新生 手塚冶虫展―手塚冶虫の夢ぼくたちの夢―」
     2001年02月27日(火)まで開催中。
     展示は下記の三部構成で展示。
   第一部「未来に伝える日本マンガの素晴らしさ―ミケランジェロ・プロ
   ジェクト」、第二部の「さまざまなクリエーターたちの夢―ファッシ
     ョン 、科学、医療」、第三部の「手塚治虫の夢をつくる―テーマパーク
   構想」

   ○KYOTO手塚治虫ワールド
    「アニメシアター第5弾「ガラスの地球を救え」BJ上映
   http://www.westjr.co.jp/kai/jr-kyoto/tezuka/theater.html

   ○東京・逓信総合博物館1階特別展示室・地下2階ホール
      「地球の声をきいた男・郵便局長と昭和新山」展
   2001年1月5日〜2月4日開催予定
   展示内に手塚冶虫のサイン色紙や「火の山」「ブラック・ジャック」原画展示
   http://www.iptp.go.jp/museum/

   ○第3回「手塚治虫ナイト」
     2001年2月9日 新宿歌舞伎町『ロフト』にて開催予定
  「手塚担当編集者が語る手塚治虫」
      http://www.loft-prj.co.jp/index.html

 4:放送

   ○NHK-BS2 衛星アニメ劇場
     ★手塚プロ制作『青いブリンク』(月 PM18:00〜)放送中
  <放送スケジュール> 
      http://www.nhk.or.jp/anime/

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[今日は何の日?]
◇1月15日の手塚関連の出来事
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「初出(漫画)」
◎ファウスト:描き下ろし(不二書房:1950年)
◎ふしぎ旅行記:描き下ろし(家村文翫堂:1950年)
◎足あと温泉:漫画と読物秋の増刊号(新生閣:1950年)
◎黄金都市:冒険紙芝居新春特別号(1950年)
◎フォード32年型:少年クラブ新年増刊号(講談社:1954年)
◎BJ“身代わり”:週刊少年チャンピオン(秋田書店:1979年)
◎七色いんこ“ベニスの証人”:週刊少年チャンピオン(秋田書店:1982年)

「初出(エッセイ等)」
◎ある漫画家の日記から:虫ニュース(1958年)
◎子馬ヒン助の一生:私を築いた一言(青春出版社:1970年)
◎こども漫画の周辺:漫画集団漫画集(グラフィック社:1972年)

「再録単行本」
◎カッパコミックス「鉄腕アトム 宇宙旅行の科学」(光文社:1966年)
◎月刊てづかマガジンれお別冊「マグマ大使2」(虫プロ商事:1972年)
◎ハードコミックス「I.L」(大都社:1977年)
◎希望コミックス「ブッダ8」(潮出版社:1978年)
◎チャンピオンコミックス「ブラックジャック16」(秋田書店:1979年)
◎カラー版小学生コミックス3巻「ユニコ1」(小学館: 1983年)

「アニメーション」
◎鉄腕アトム-火星探検:テレビアニメ(フジテレビ:1963年)《演出》

★ピックアップ
「1950年」
今から半世紀以上も前の今日,同時に4作品が発表されています。
しかも描き下ろしが2作品あります。
当時のことは私なんかにはわからないんですが,出版社的には
お年玉需要のようなものを狙っているんですかね(^^)。

そしてこの年に朝鮮戦争が勃発します。
この戦争を契機に日本は高度成長に向けて走り出します。
その日本が息切れ状態になっている現在,やっと朝鮮半島は
南北対話をはじめようとしています。
米ソの冷戦を根底において手塚先生は《来るべき世界》を描きました。
冷戦の象徴だった朝鮮分断が解消に向けてやっと一歩を踏みしめた
今の状況を見たら先生はなんとおっしゃるのでしょう。

						   [担当:あきひこ]

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[今週のひとこと]
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世田谷の一家四人殺害事件の被害者は手塚ファンでもあったアニメーターの
宮沢みきおさんだったようです。
                                [こ]

次号は、2001年01月29日の発行予定です。
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  発行責任者/編集人:こにしあきら(konishi@osamushi.com)
  編集:鈴木昭彦(aki@phoenix.to)
        佐藤和美(hi5k-stu@asahi-net.or.jp)
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